中央観光トラベルの加藤です。以前の記事にも書きましたが、団体旅行や企業研修を数多く手掛けてきましたが、最近はインバウンドのお客様に向けて「レンタカー事業」もやっています。
ひっそりとやっているレンタカー
大々的に宣伝しているわけではないのですが、10人乗りのハイエースを観光用としての貸し出しを続けています。静岡市には「外国人のお客様にも貸し出せるハイエースレンタカー」が少ないので、そんな体制を整えてきました。
静岡はエリアが広く、富士山や温泉、歴史ある神社、そして自然豊かな景勝地が点在しています。公共交通機関がクルーズ船のお客様にはとても不便です、なので「自分で運転して自由に巡りたい」というニーズは確実に存在すると思っています。特に海外から来られるファミリーやグループ旅行者にとって、レンタカー需要は今後増えてくると思っています。
清水港のお客様とのエピソード
先日、清水港に寄港したクルーズ船のお客様からご依頼をいただきました。アメリカから来られた数名のグループでした。
彼らが選んだのは「三島大社」と「三島スカイウォーク」。清水港からは距離がありますが、レンタカーであれば自分たちのペースで移動できます。実際に運転して出かけられ、帰ってこられたときには「自分たちで運転したからこそ有意義に過ごせた」「自由に動けたことが楽しかった」と、とても嬉しそうに話してくれました。
車窓から見える静岡の街並みや自然も、観光地と同じくらい新鮮で印象的だったようです。私自身、レンタカーが持つ可能性を改めて実感した瞬間でした。

静岡をもっと自由に旅できるように
外国人へのレンタカー提供には、免許や保険、言語対応などの準備が欠かせません。大手ほどの規模ではありませんが、旅行会社としての経験を活かしながら少しずつ対応を進めています。
今後は、クルーズ客だけでなく個人旅行者にも活用していただきたいと考えています。公共交通機関と組み合わせて「自分たちだけの静岡旅」を実現できる。その選択肢の一つとして、私たちのレンタカーが役立つのではないかと思います。