TPIさんが営業に来てくれました


今日は業界の話。


TPI(トラベルプラザインターナショナル)
先日、TPIこと株式会社トラベルプラザインターナショナルの営業課長さんと営業部の方、計2名がわざわざ静岡まで営業に来てくれました。
私たちのような地方の旅行会社にとって、大手ホールセラーの営業担当と直接会える機会はとても貴重です。
普段はメールや電話でのやり取りがほとんどなので、顔を合わせると一気に距離が縮まり、今後の相談もしやすくなるのを実感しました。
話は盛り上がって役1時間ほどご一緒したのですが、写真を撮るのをすっかり忘れました・・・。


ホールセラーとリテーラー
ここで少し業界の話をします。海外旅行を取り扱う旅行会社には「ホールセラー」と「リテーラー」という2つの役割があります。

  • ホールセラー
    旅行素材を仕入れてパッケージ化し、他の旅行会社に卸す、いわば「問屋」のような存在。航空券やホテルなどを大量に仕入れることでスケールメリットを出しします。
  • リテーラー
    一般のお客様に旅行を販売する「小売店」。お客様から直接ご要望を伺い、最適なプランを提案し、その裏側でホールセラーから商品を仕入れて組み合わせていきます。

私たち中央観光トラベルは、この「リテーラー」にあたります。
特に団体の海外航空券は直接仕入れることができないため、このようなホールセラーから仕入れます。


TPIはJTBグループの有力ホールセラー
今回来てくださったTPIは、JTBの子会社として知られる大手ホールセラー。業界ではかなり有名ですが、一般の方の目にはなかなか触れない存在かもしれません。
実はこれまで弊社は、TPIとは取引がありませんでした。理由はシンプルで私たちのような小さな旅行会社は正直「相手にしてもらえなかった」というのが本音です(笑)。
しかしコロナ禍を経て状況は大きく変わりました。
市場に残ったホールセラーの数は減り、今なお活動を続けている地方の旅行会社は存在感も信頼感も増しています。その結果、以前はご縁がなかったTPIさんとも新たなつながりができたのです。


来静のきっかけ
今回静岡まで営業に来てくださったのは、いくつかの案件がきっかけでした。ひとつは少し間に大きなグループの問い合わせをさせていただいたこと、もうひとつは現在お願いしているアジア方面への2つのグループ旅行。
これらの案件があり、今回は直接お会いする機会につながりました。
担当の方とは顔を合わせてお話できたことで、今後はさらにスムーズに協力できそうです。やはり旅行業は「人と人との関係」で成り立っていると改めて感じます。


コロナ前には小さすぎて相手にされなかった(笑)私たちも、今は少しずつ立場を変えつつあります。インバウンド後も残って地道にやっている旅行会社にも少しですがメリットが出てきているのかな、と思いました。。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP