ところざわサクラタウンに行ってきた話

今年の9月、団体旅行でところざわサクラタウンに行く予定があるんですが、先日ちょっと埼玉に用事がありまして、「せっかくなら下見しちゃおう」と思い立ち、覗いてきました。

いや、これ…予想以上にデカい。そして想像以上に目立つ。

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まず目に飛び込んでくるのはあの建物
駐車場から降りた瞬間、一番に目を引くのはもちろん「角川武蔵野ミュージアム」。
あのゴツゴツした岩みたいな外観、遠くからでも一発でわかります。
さすが隈研吾さん設計。外壁の存在感だけじゃなく、建物全体がモダンで洗練されていて、周囲の景色の中でもひときわ輝いて見えます。
本棟の中に入ると、入り組んだ階段や吹き抜け空間がすごくおしゃれ。はっきりいって静岡にはこんな建物はない

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ちなみに仕事柄、大型バスがどこに停めるのか気になったりするのですが、正面の物産館駐車場に止めるようです。

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そして「本棚劇場」へ
角川武蔵野ミュージアムといえば、やっぱり有名なのは「本棚劇場」。
僕はものすごい読書好きではないものの月1冊程度なにか読んでる程度、本当の本マニアというわけではないんですが、それでも入口から続く本棚コーナーを見た瞬間、心のテンションがグッと上がりました。

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本棚がエンタメなんですよね。

そしてメインの本棚劇場は…もう圧巻の一言。高さ8メートルの本棚に囲まれた空間は、まるで物語の中に迷い込んだよう。

ここではただ本が並んでいるだけじゃなく、プロジェクションマッピングのショーも行われます。これが意外と面白くて、光と音に包まれると本の世界が動き出すような感覚に。

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酷評もあるけど、僕は好き
ネットで「本棚劇場」を検索すると、結構辛口な感想も見かけます。
「図書館じゃないから読書目的には向かない」とか、「思ったより小さい」とか…。
たしかに、がっつり本を読みたい人にとっては物足りないかもしれません。図書館のように腰を据えて本を読む空間ではないので。
でも僕としては、エンタメとしてあの空間そのものを楽しむ場所だと思っています。
“本好きが喜ぶアート空間”として見ると、かなり満足度は高いと思っています。写真映えも間違いなしです。

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期間限定の展示も楽しい
僕が行ったときは、ちょうど「昭和100年展」と「デジタルアート劇場」で浮世絵特集をやっていました。
こちらもなかなか見応えがありましたが、それはまた別の機会に詳しく書こうと思います。

電脳秘宝館・マイコン展というのもやっていて、そこに
「ファミリーベーシック」と「ぴゅう太」の実物があって
昭和47年生まれは しびれた!

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ところざわサクラタウン、正直なところ「本好きじゃないと楽しめないかな?」と思っていましたが、実際行ってみると、建築・アート・展示の三拍子そろった総合エンタメ空間でした。

静岡には、間違えなく存在しない建物だし、静岡みたいな保守的なところにはあんな建物は今後もできないでしょう。そんな視点でいれば一度は行ってみてもいいと思いました。

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