
昨日、友達の土屋くんに誘われて「だもんで静岡フェス」ってイベントに参加してきました。
土屋君は昨年まで静岡大学の大学生だったのですが、そのころから社会貢献や政治に興味がある変わった男の子で、私が所属している異業種交流会のイベントで出会いました。住まいが徒歩数分ということで意気投合して、それからは完全な飲み友達です。おじさんと大学生で定期的に飲んでいます。
このイベント、静岡ビジネスサポートセンターさんというところが主催していて、テーマは「静岡市の未来を考える」みたいな感じでした。正直、「だもんで静岡」もサポートセンターさんも全然知らなかったのですが、土屋君出てるし、参加費が10,000円で支払ってしまったから行ってみるか的な感じだったのですが、意外と(いや、まあまあ)おもしろかったです。
市長と若者のパネルディスカッション
会場はホテルグランヒルズ静岡。参加者は、高校生・大学生が半分くらいで、あとはスーツ着たオトナたち。僕は会社のTシャツで行ってしまいなるべく大学生の席の方に・・・ちょっと場違い感を感じながら座ってました。
パネルディスカッションでは若者が住みたくなる静岡市ってどんなまち?みたいなテーマで、学生たちが市長にガチ質問。特に、静岡サレジオ高校の生徒さんたちの発表がすごくしっかりしていて、正直ビックリしました。高校生でここまで考えて話せるのか…!
大学生のパネリストは「意識高い系」って感じの人たちが多かったけど、話す内容はちゃんとしていて、静岡にもこういう大学生がいるんだなぁと、ちょっと嬉しくなりました。
難波市長の基調講演
そのあと、難波市長の基調講演がスタート。時間は1時間弱、内容はギュッと詰まっていて、なかなか面白かった。
静岡市の将来について、主に「人口減少」の話を中心にした内容でした。僕自身も「静岡市の人口問題って、このままで大丈夫なのかな…」と思っていて、どうせ役所は何も考えていないだろとか思っていたのですが、市長はかなりの危機感を持っていてすでにいくつもの対策が打たれていて驚いた。
しっかりしたデータと資料(スライド)を作ってきていて話が抽象的ではないのも難波さんらしさか。あと「静岡はもっとよくなる」「まだ伸びしろがある」と前向きな言葉で締めくくっていて、なんとなくだけどこちらもそんな気持ちになったのが好印象でした。
イベントが終わった後に懇親会がセッティングされていて(だから参加費が10,000円だったのか)、難波市長はその場に残って、大学生たちとめっちゃフランクに話してました。こういう距離感の近さってすごく大事だと思う。別の飲み会の予定を入れてあり前半戦で退席しなければならず残念でした。
思い返せば、僕は前回の市長選、別の人に投票した気がするんですが(笑)、昨日の雰囲気を見てて「難波市長、ちょっと応援したくなるかも」と思っちゃいました。