今朝、BNI(異業種交流会)の新しいチャプター「アルゴー」の発足式に参加してきました。
この「アルゴー」というチームは、海外との取引に関心のあるメンバーが集まってできた、ちょっと特殊なチャプターです。海外に自分の商品を売りたい人、海外から来た人に自社のサービスを使ってほしい人、そんな人たちがこれから定期的に集まって、紹介し合ったり、知恵を出し合ったりしていく場です。
正直、「これは面白くなりそうだな」と感じました。
でも、同時に思ったのは…
「集客」できる人がどれだけいるかが、チームとして盛り上がるかどうかの最大のカギになる。だって「集客こそがすべて」といっても過言じゃないのですし、一番難しいから。
インバウンドの「集客」が難しい理由
まず、どこにいるのかわからない(笑)
訪日外国人旅行者って、どこで旅行の情報を見てるの? どこで予約してるの? そもそも何を求めて日本に来てるの?
こういう基本的なところをつかむのが本当に難しい。
もちろん、大手のOTA(オンライン旅行代理店)に載せれば多少はアクセスがあります。でも、手数料は高いし、埋もれるし、値段競争になるし。
一方、SNSはというと、確かにエンゲージメントはある。でも…
「じゃあそれが売上になってるの?」って言われたら、胸を張って答えられるところは少ないと思う。
ぶっちゃけ、SNSに月何十万、何百万使って「バズらせてる」ように見えても、回収できてないところ、多いと思います。。
あと、最近よく見かけるのが、「インバウンド × 富裕層」。
もちろん、富裕層をターゲットにするのは悪いことじゃないし、僕も「高付加価値」を目指してる部分はあります。でも正直、SNSで「富裕層向け体験」とか言ってるアカウントのほとんどは、信用してない(笑)
富裕層って、そんな簡単に引っかからないです。彼らはSNS見て「これ良さそうだから買う」っていうよりも、「信頼している誰かの紹介」や「ブランド力」で判断してる。そこに辿り着くまでが長いし、そもそも自分のまわりに富裕層がいないのに富裕層の気持ちは、なかなかわからない。
集客は「地道に、試行錯誤の連続」
うちの会社も、「インバウンド頑張ってるね」って言われることがあります。たしかに、商品を作ったり、英語対応したり、OTAに登録したり、SNS発信したり…見える部分では頑張ってます。
でも、その裏では…
- 日々の試行錯誤
- 国による嗜好の違いに苦しむ
- 同業との価格競争に巻き込まれる
- 「モグリ」のプレイヤーにやられる
…そんな連続です。
ほんとに、マジ簡単じゃない。
今回の「アルゴー」チャプター、今はまだ立ち上がったばかりだけど、
「集客をみんなで頑張っていこう!」っていう意識まで全体に広がれば、
これはかなり強いチームになると思います。
集客って、方法が一つじゃないし、答えもないし、すぐに結果も出ません。
でも、「今、何をやってるか?」「それでどうだったか?」をちゃんと共有できる仲間がいるだけで、全然違う。
そして、「アルゴー」のメンバーが読んでたら…頑張ってください。
私も協力できるとはやらせていただきます。