先日、近所にある静岡県立美術館に家族で行ってきました。
お目当ては、今話題の「古代エジプト展」。
この展示は、東京・六本木ヒルズで大盛況だった巡回展です。はじまったばかりだったので多くの来館者で賑わっていました。



ミイラ、装飾品、そして最新技術がすごかった
会場に入ると、そこには古代の神殿を思わせる厳かな雰囲気。
黄金の装飾品、壁画、仏像、さらには本物のミイラまで。圧倒的な存在感に、子どもたちも「すごい…!」と目を輝かせていました。
さらに驚いたのが、ドローンを活用した解説映像。
ピラミッド内部を再現した空撮映像や、CTスキャンによるミイラの内部解析など、「ここまで見せてくれるのか!」という驚きの連続。
古代エジプトの神秘が、現代技術によってわかりやすく、リアルに体感できる工夫がたくさんありました。

美術館までの“アートな道のり”プロムナードが気持ちよかった
静岡県立美術館には駐車場からのプロムナードがあります。
この日は快晴、暑くもなく寒くもなく、とても気持ちいい天気でプロムナードがとにかく気持ちよかったです。 彫刻作品が点在しており、アートを感じながら子供と一緒に木漏れ日の中を歩きました。

ロダン館
ロダン館も行きましたよ。定番の 「考える人」の横で長男。
何度も来ていますが「地獄の門」は素晴らしいですね。とまた、常設展もおすすめ。
静岡ゆかりの作家を中心とした絵画や工芸品などが、落ち着いた空間でゆっくり楽しめます。

地方都市にも、もっと芸術を
静岡県立美術館のように、地方にも素晴らしい文化施設はあります。
ただ、やはり**「芸術や観劇に触れる機会が少ない」**というのは、地方都市の課題でもあります。
たとえば東京では、毎週のように新しい展覧会や舞台が登場し、文化に触れることが“日常”に溶け込んでいます。
一方で地方では、大型展や演劇が「数年に一度」しか来ないことも。
だからこそ、今回のような企画展が静岡に来ると、嬉しさもひとしお。
もっとこうした機会が増えたら、子どもたちの感性にも良い影響があるはずだと、改めて感じました。