私が所属しています静岡駿府ライオンズクラブが留学生の受け入れをしていて、そのうちの1日をお手伝いすることになりました。
役割は大きく分けて2つ。
1つは送迎用に弊社のハイエースを提供すること。
そしてもう1つは、インバウンド向けの新しい体験プログラムとして検討している「餅つき」を、留学生に体験してもらうことです。

留学生、まずは「餅って何?」
国ごとに食文化はまったく違うので、「mochi」という単語は知っていても、実際に食べたことがある人は少数派だと思います。
ましてや、日本の伝統的な臼と杵を使った餅つきはほぼ初体験です。
「よいしょー」の掛け声で、重い杵を持ち上げるときの真剣な表情も、いい思い出になったようです。めちゃくちゃ盛り上がりました。


人気No.1は意外にも「ワサビ海苔巻き」
用意したトッピングは、きな粉、そして海苔+ワサビ+しょうゆ。
「甘い派」と「しょっぱい派」に分かれるかと思いきや、圧倒的に人気だったのがワサビ海苔巻き。
留学生は最初、恐る恐る少量のワサビをつけていましたが、数口目からは「もっと!」とリクエスト。
辛味ともち米の甘み、しょうゆの香ばしさ、そして海苔の風味――この組み合わせがクセになるみたいです。
ちなみにワサビのすりおろしも体験してもらいました。
本わさびは高いよーと言ってしまいまして、気を使って控えめにしていました・・・ごめんなさい


つきたてはやっぱり格別
餅つきの魅力は何といっても“つきたて”の食感。
柔らかくて、口の中でふんわりと広がるもち米の甘みは、スーパーで買う切り餅とは別世界。


餅つきの後には「ざるそば」を提供。
今回、会場とそばを用意してくれたのは、「そば半」の興津さん。
https://sobahan.net/
グルテンフリー10割蕎麦が、餅で満たされたお腹にちょうどいい〆になりました。
さらに「鴨てつ」も絶品でした。
国境を越える“食”の力
最後はみんなで集合写真。
餅つきという日本の伝統を通じて、笑顔も会話も自然に増えていく様子を見て、やっぱり食は国境を越えるんだなと実感しました。
静岡駿府ライオンズクラブの皆さん、そして「そば半」の興津さん、本当にありがとうございました次は本番のインバウンドツアーで、この“ワサビ海苔餅”をデビューさせたいと思っています。
