ホテル代がすごいですね

最近のホテル代、すごいことになっていますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bb3bda2438faeec21c8a6b6ac0c06cbe4068cc9

記事にもあるとおり、東京・大阪・京都のホテル単価はコロナ前の2倍以上になり、稼働率も70%を軽く超え、80%超えも珍しくない。まさにバブルの様相です。

この間、浅草のビジネスホテルに団体で宿泊しましたが、みなさんがよくご存じの全国チェーンのホテルで、10カ月以上前に予約したにもかかわらず、1人15,000円以上。これが今の相場かと思うと、少し驚きます。

また、あるお客様は東京で開催された同窓会に参加するため上京しましたが、「ホテルが高すぎる」という理由で新幹線で日帰りすることにしたそうです。これからは、静岡から東京に行く用事は「新幹線日帰り」が主流になっていくかもしれません。

手配をしていて感じるのは、全国的に価格は上がっているものの、東京・大阪・京都だけが特別に異常だということです。
物価や人件費が上がっているので、多少高くなるのは当然。旅館やホテル、バスも、過去に過剰な価格競争に苦しんで、設備投資すらままならないところが多かったので、適正な価格に戻るのはむしろ健全な流れだと思っています。

ただ、急激な需要増加に現場が追いついていないのも事実です。ホテルのスタッフと話しても、電話応対やサービスの質が明らかに下がっていると感じることが増えました。電話越しに周辺の情報を尋ねても「わかりません」と返されることも多く、正直、それなら電話に出ないほうがいいのでは…と思うことも。
このままだと、ビジネスホテルのフロント業務は、近いうちにAI化が一気に進むだろうと感じています。

一方、静岡のホテル事情はそこまで過熱していません。
インバウンドの波は少しずつ感じるものの、東京・大阪・京都に比べれば静岡はまだ落ち着いていて、ホテル価格も「前よりちょっと高いよね」という程度。急激な値上がりは起きていません。

最近は、インバウンドのお客様から「東京・大阪・京都以外を探してほしい」というオファーが増えてきました。
価格高騰や混雑を避けたいというニーズが強くなっているのを実感します。

そろそろ静岡にも大きなチャンスが巡ってくるかもしれません。
今のうちに受け入れ態勢を整えて、静岡らしいおもてなしを準備しておきたいですね。

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