インバウンドには安倍川餅の話

うちの会社のインバウンド担当は河内さんで、ほぼすべてを任せているのですが・・
彼女がある日こんなことを言いました。

「社長が現場に顔を出すと、“ボスが来てくれた!”ってお客さんが喜ぶんですよ」

……なるほど、それならと。
それから タイミングが合えば、なるべく旅行の途中に顔を出して、ほんの少しでもいいからご挨拶をしています。

やっぱり“人と人”の距離感はリアルで縮まるもの。
私のような昭和生まれの人間には、やっぱり現場でご挨拶だったりします。


手土産は「安倍川餅」一択

とはいえ英語が話せない私が挨拶に行くので、必ず持っていくのが「やまだいちの安倍川餅」。
これほど“静岡らしくて、ちょうどいい”お土産はありません。

やまだいちさんの商品は、味が良いのはもちろんですが、

  • 個包装で食べやすい
  • しっかり包装してあるので日持ちがする
  • 小分けだから価格も手ごろ
  • 旅の途中で配るのにちょうどいい量
    と、まさに観光業目線で考え抜かれたような商品です。

それに、あのパッケージの絵がいい。
あのパッケージを見ただけで、盛り上がります。

ちなみに「やまだいち」さんは、私がライオンズクラブでご一緒させていただいている関係でもありますが、それ以前からずっと、仕事で使わせていただいています。
“本当にいいから”おすすめしている、ということは声を大にして言っておきたいです。


安倍川餅は“語れる土産”でもある

ストーリーが何枚も乗っかっている商品は本当に強いと思っていて、私がこの餅を渡すとき、必ずこんなふうに説明をします。

「このお餅は、私のオフィスがある町の近く、“安倍川”という川の手前の茶屋で、これから安倍川という難所を渡る旅人が食べていたお菓子なんです。今も静岡の人に親しまれている伝統的な和菓子です」

すると、海外のお客様も「ああ、なるほど!」とすぐに納得してくれる。
こういう“ストーリーが語れるお土産”って、旅の記憶に残るんですよね。

私自身、以前、スリランカで食べたお菓子「これは伝統料理です」と言われて食べさせてもらったのはいまでも印象に残っていたりします。

だから、インバウンドの旅でも「その土地の文化や人」を感じてもらえるような、ちょっとした工夫はとても大事だと思っています。


完璧ですが・・・唯一の欠点:きな粉、こぼしがち問題

ひとつだけ弱点があるとすれば……
それは、外国人旅行者の多くが車中で食べようとして、きな粉をぽろぽろこぼしてしまうということ(笑)

「これは、ホテルについてからゆっくり食べてくださいね」と必ずお伝えしています。


今度のイタリア団体にも

今度、静岡を訪れる予定のイタリア人の団体にも、やはりこの安倍川餅を持っていくつもりです。
「イタリア人はお菓子が大好き」と聞いているので、きっと喜んでもらえるはず。
けっこう大人数の団体なのでバスの中で食べちゃわないようしっかり伝えなければ笑

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP