

先日、清水港へ行ってきました。
お目当ては…そう、クルーズ船!
清水港はクルーズ船の寄港地として静岡県も力を入れており、年間かなりのクルーズ船が入港します。
定期的に現場に行っておきたい!
ということで、1年半ぶりに視察してきました。
今回の目的は、クルーズ船でやってきたお客様がどんな動きをしているのかを観察すること。
やっぱり気になるのはクルーズ主催のツアーバス
よく、クルーズ船のお客を取り込みたい!
というざっくりとした話を聞きますが、クルーズ船のオプショナルツアーのお客さんか、フリーのお客さんかで、大きく違いがあります。
なので、到着してまず確認するのがクルーズ主催のバスの数。
ざっと見た感じ、30台~40台近くが並んでいました。
「おお、これは相変わらずの迫力だな」と思わずにいられませんでした。
一応プロなので、バスを見れば、どの会社のバスか、何人くらいが動くのか、どんな手配なのか、なんとなく見当がつくので、
「ああ、これはあの会社かな」なんて想像していました。
コースとしては市内や富士山方面の近距離が多そうで、距離的にも時間的にも手頃。だからバス会社にとっても、効率の良い仕事なんじゃないかなと思います。
ツアーに乗らない人たちの動きも!
もちろん、ツアーに参加せずに個人で動く方もたくさんいました。
どちらかといえばそちらが気になる。
タクシーに直接向かう人、ぶらっと徒歩でドリプラのほうに出ていく人。
下船が8時頃で、ドリプラが10時からだから、10時まで待っている人がいるとかいないとか・・・、入港スケジュールわかっているんだからなにか手を打てばいいのにとか思った。
こういうリアルな動きは、現場に行かないとわからないですね。

今回は現場で“受付”も見せてもらいました
特に今回は、仲良くさせてもらっている「ローカルトラベルパートナーズ」の石垣社長(https://www.localtravelpartners.com/)にお願いして、
ツアー受付の現場にも立ち会わせてもらいました!
受付では、言語対応や流れのつくり方など、やはり件数やっているだけあって「うん、さすがだなあ」と感じる場面ばかり。
ガイドさんの元にお客様も次々とスムーズに集合していて、現場力の高さが伝わってきました。
石垣社長からは、実際にどんな質問を受けるかとか、
クルーズ船ごとの傾向や集客についてなんかも教えてもらえて、めちゃくちゃ勉強になりました。石垣社長この日は夕方まで現場にいて、そのあとご夫婦でオーストラリアに行かれるということで、うらやましい限りです。
本当にありがとうございました!
同業者っぽい人もちらほら
港周辺では、僕と同じように視察に来てる“同業者っぽい人”もちらほら見かけました。
「うん、この雰囲気は業界の人だな」と、なんとなくわかります(笑)
中には「これは完全に…モグリのガイド」と思われるような動きの人もちらほらありました。
うちの会社では、現在のインバウンドは主に「東京IN → 関空OUT」みたいな
通過型の団体や小グループが中心で、「静岡オンリー」の案件はほぼゼロ。
でも、これからの弊社のテーマは「静岡を売るプロ」
どう動いていくか、少しずつイメージが湧いてきます。
そして少しずつですが準備を始めています。
ほんとこれからだけど、そのためのヒントが、今回はたくさんありました。
ということで、久々の清水港はなかなか収穫のある一日でした!
また次の船のときも、タイミングが合えば見に行こうと思います。